FX投資家がFX業者を選ぶ選択権を持っている

FX投資家がFX業者を選ぶ選択権を持っている

FX投資家がFX業者を選ぶ選択権を持っている

だが、ため込むポジションが大きくなるほど「市場リスク」が増す。つまり、相場動向によって大きく儲ける可能性も、大損失を被る可能性もある。相場が一本調子で上がったり、一気に下がったりすると、会社が倒れかねない。

 

さらに、この仕組みだと、業者と顧客は利益相反関係になる。つまり、客が儲かると業者が損をする。「彼らにとって最も怖いのは、顧客に短時間で一気に利益を確定する取引(スキャルピング取引)されること。これをやられると、カバーを取る前に業者側の損だけが残ってしまう。そこで、スキャルピングを行なう顧客に対し、滑らせたりロスカットにしたりレートを動かしたりといった操作を行なう可能性が高い」。

 

前述のとおり、ネオFX各社は故意のスリッページやストップ狩り、顧客のカテゴリー分けは断固否定する。だが、レートを。ずらす々操作は「行なっている」と公言する業者もある。

 

一取引当たりの収益を増やせるよう、カウンターーパーティーヘのヘッジのタイミングや方法で試行錯誤している。指標発表時など、市場が急激に動いて顧客の注文が一方に偏ると、(自社の抱える)リスクが大きくなる。そのリスク管理のために、レートの操作は必要だ」と、あっさり言うFX業者もあるようだ。「そもそも適正なレートとは何なのか。相対取引である以上、レートに違いが出るのは当然。もっとも、顧客にとって著しく不利になるようなものではない。0.5〜1銭といった程度だ」。

 

とある大手FX業者では「われわれはレート操作はしていないが、考え方として違和感はない」という。「どちらがいいかは競争の原理。顧客が選べばよい」。では、レート操作自体を否認する他のネオFX勢は、どうやって「リスク管理」をしているのか。「顧客から売りと買いが同時にきたら相殺している」という。「マリー」と呼ばれる方法である。この場合、インターバンクにつなぶ剛に取引が完結し、顧客に提示したスプレッドはまるまる利益になる。「マリー率は他社よりたぶん高い。相場にもよるので一概にはいえないが、80〜90%ということもある。取引高が多ければ、マッチングのパターンが多くなるぶんマリーしやすい。そこから出っ張ったものは、すべて。リスク"としてシステム的にカバー取引している」。

 

これに対し、伝統派は「マリー率は通常40〜45%程度。90%などありえない。たとえば買い注文が積み上がったら、レートをずらしロスカットに追い込むなどして強引にマリーさせているのではないか」(ある業者幹部)と疑う。他のネオFX業者となると、カバー取引の実態については「収益構造の根幹にかかわるので、話せない」と□が重い。

 

こうした不透明感が、疑念を生む要因になっているのは事実である。ネオFXがそもそもインターバンクのレートと無関係に値を決めているとするなら、不自然な値動きはカバー先が提示するレートのせい々という説明が成り立たなくなる。ある低スプレッド業者の関係者は、言葉少なに言う。「相対取引である以上、ルールは結局、業者が決める。顧客にはわからない話。それが答えだ」。

【ご注意ください】

当サイトの掲載内容に関してはその正確性を保証するものではありません。FXをはじめる際は、各FX業者のホームページなどでサービス内容、FXのリスクを十分に確認してください。投資にかかわる情報収集、取引においてはすべて投資家の方の自己責任となります。

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